こんにちは、ゲンゴロウです。
今日はモンパルナス墓地にある有名人のお墓を訪ねました。
エドガー・キネ通りの入口から入ってすぐのところには、
あの実存主義者サルトルとボーヴォワールのお墓。
ふたり仲良く並んで、眠っています。
「人間は自由という刑に処せられている」by サルトル
・・・まだぼくには良く分かりません。
でも、ここで一番有名なのは、詩人ボードレールでしょう。
ファンからの献花が、今も絶えません。
「おお、死よ、老いたる船長よ、時は来た! 碇を上げよう!
この土地は退屈なんだ、おお、死よ! 帆を上げよう!
たとえ空と海がインクのように真っ黒でも
君の知っているぼくらの心は、光に満たされている」
(『悪の華』最終詩「旅」より、訳・ゲンゴロウ)
お昼は、あの日本人ご夫妻とお食事。
初めて入ったムール貝の専門店『レオン』。
140グラムのワイン蒸し、とっても美味でした。
デザートには「新鮮なパイナップル1/4」を注文。
でも4分の1って、パイナップル丸ごとの1/4だったんですね。
さすがフランス、太っ腹です。
昼食後は、アニメ『星の王子さま』を鑑賞。
サンテクジュペリの名作の映画化です。
「本当に大切なものは、目には見えないんだよ」
この留学で、ぼくにも少しわかってきた気がします。
原作を大幅にアレンジしつつも、
そのメッセージをきちんと活かしたもので、秀逸でした。
映画終了後も、しばらく感動で動けないゲンゴロウ。
日本での公開は今秋らしいですよ。
夕食はゲンゴロウ特製の「仔牛のアンチョビ煮込み」。
うまくできているでしょうか? ドキドキです。
ジャーン! じっくり煮込んだおかげで、
アンチョビの旨みが隅々まで行きわたって、
われながら満足のいく仕上がりでした。
夜は読書タイム。『星の王子さま』を読んでみました。
映画を見た後のせいか、ひときわ味わい深く感じます。
また、お便りします。