こんにちは、ゲンゴロウです。
今日の午前中は、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂、
午後には、バチカン博物館を訪ねる予定です。
これが、カトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂です。
雲ひとつ無いイタリアの青空に、荘厳な建築物がマッチしています。
教会の中では、聖職者の方々が、
忙しそうにお役目を果たしておられます。
とにかく巨大できらびやかでした。
大聖堂は、その名のごとく、聖ペテロ殉教の地に建てられています。
ちなみに、この像の足に触れると幸せになれるとの伝説があるそうで、
多くの訪問者が、足に手を置いて、写真を撮っておられました。
でも、ぼくにとってのメインイベントは、ピエタ像の拝観です。
美術の時間、教科書に載っていた写真を見て、
「いつかバチカンに行って、この目で見るぞ!」と誓いました。
それがようやく叶ったんです。こんなに嬉しいことはありません。
ただ、ちょっと像までの距離が遠くて、間近に見れないのが残念でした。
先述の通り、午後は博物館の予定でしたが、いきなりダウン。
なにしろこの週は、ヨーロッパを熱波が襲い、ローマも異常な暑さでした。
おかげで、入場券と日本語音声ガイドの予約もキャンセルです。
夕刻近くになり、ようやく体調も回復。
そこで、予定とは違いますが、ローマ市内観光に出発。
これは、バルベリーニ広場のトリトーネの噴水。
あの『即興詩人』冒頭で描かれる「ぴあつつあ、ばるべりいに」です。
そこから歩いて5分ほどの場所にあるスペイン階段。
映画『ローマの休日』で、あまりにも有名です。
でも、やっぱり日差しの強さからか、観光客は少なめ。
観光名所として名高いトレビの泉。
残念ながら今は工事中で、泉に水は流れていませんでした。
おまけに周囲は柵で囲まれて、近付くこともできません。
気を取り直して、ピンチョの丘へ。
ローマには七つの丘がありますが、
ここからは街全体が見渡せると聞き、
さっそく登ってみました。
ピンチョの丘から眺めた夕暮れのローマ市街です。
はるか彼方に見えるのが、サンピエトロ大聖堂。
手前の広場がポポロ広場。中央にはオベリスク。
やっぱりローマは美しいです。
こうして、ぼくのローマ初日は終了しました。
ようやく体調も回復したので、気を取り直して、
明日からまた、ローマ探訪に出かけようと思います。
また、お便りします。