ゲンゴロウのパリ日記

くまのゲンゴロウが,一年間のパリ生活を綴るブログ。

ローマでの休日(その4)

こんにちは、ゲンゴロウです。

今日はいよいよ古代ローマの遺跡を訪ねます。

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ここは「フォロ・ロマーノ」と呼ばれる場所です。

かつて、地中海を制覇した古代ローマの中心地でした。

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それも今は昔。兵どもが夢の跡。

現在では、ただ、眼前の廃墟を残すのみです。

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国破れて山河あり、城春にして草木深し。

それでもやっぱり、フォロ・ロマーノの丘に立てば、

往時の繁栄を偲ぶことができるような気がしました。

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面白かったのは、ローマ帝国で力を持ったミトラ教の巫女の家です。

ここでは神に仕える乙女たちが、共同生活を営んでいたそうです。

今も残る庭園跡が、優美な暮らしぶりを彷彿させます。

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あまりに名高い円形闘技場。

以前、このブログでもアルルのコロッセオを紹介しましたが、

さすがに帝都の闘技場はスケールが違います。

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バルベリーニ広場のカフェでひと休み。

昼食に、本場のカルボナーラを注文しました。

驚いたのは、麺にしっかり卵が練り込まれていたことです。

それに生クリームをからめて食すというシンプルな構造で、大変美味でした。

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最後に訪問したのは、街の中央にあるサンタ・マリア・マジョーレ教会です。

ここは聖母マリアの戴冠を表したモザイク画で有名なところです。

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なんとこの教会には、幼子イエスが眠った飼葉桶の木片が保存されているのです。

あまりの貴重さに、ゲンゴロウも思わず手を合わせてしまいました。

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これでぼくのローマ訪問記も終わりです。

4回にわたってお付き合いいただき、ありがとうございました。

いろいろと大変な旅ではありましたが、とても充実した旅行でした。

また、お便りします。

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